はじめまして、アートワークスの代表、田坂と申します。

アートワークスの経営理念
“よろこびをつくる”の原点は、私が大学生のころ、約20年前の体験がもとになっています。

私は幼いころから絵を描くことが好きで、高校生のころにはパソコンを使って絵を描くようになり、携帯の待受画面を作ったりしていました。
友人の誕生日に、似顔絵の画像を贈ったところ、想像以上によろこんでもらえました。自分が作ったものでこんなに感動してもらえたことが新鮮で衝撃的でした。
その頃の私は、体育会系で陸上競技にのめり込んでいたのですが、将来はイラストやデザインに携わる仕事につきたいと思うようになりました。

学生時代、デザインとはまったく無関係の進学をしていたために就職活動は困難を極めましたが、運良く地元の印刷会社で雇っていただけて、必死で勉強しました。
入社して10ヶ月ぐらいの頃、インターネットを通じて、レーザープリンターで出力したものを様々な素材に転写できるシステムを見つけました。
紙媒体のデザインをすることしか頭になかったので、自分でオリジナルグッズを作れるということを想像しただけでワクワクが止まりませんでした。貯金を転写システムにつぎ込み、デザインしては何かグッズにすることを繰り返していました。

友人の誕生日にはオリジナルのグッズを作り、よろこんでもらえることが楽しくて、生きがいになっていました。
そんな日々を送るなかで、これは仕事として成り立つのではないかと思うようになり、たくさんの人に自分がつくったモノを届けたい！と転写システムを見つけてから約2ヶ月で独立することを決めました。

当時はまだ23歳で、想いと勢いだけで飛び出しました。独立してからは苦労の連続で、どん底のような人生も体験しました。商売のことなど右も左も分からない状態でしたが、「どうしたらよろこんでもらえるのか」ということを考え、いろんな工夫を試していくなかで、少しずつご注文をいただけるようになりました。
今では年間に27000件以上のご注文をいただきながら“よろこびをつくる”ため日々全力で走り続けています。